2021年3月14日河北潟流域シンポジウム「多様な主体による流域連携をつくるためには」
実施団体 NPO法人河北潟湖沼研究所
日時 2021年3月14日(日)13:15~16:00
場所:ZOOMによるオンライン開催+視聴会場として近江町交流プラザ集会室
参加費 無料
申込先 https://www.secure-cloud.jp/sf/1597655315cfDLxkDX
内容:
クリーン作戦や外来植物の除去活動、水質調査や自然観察会など、河北潟の自然環境を守るための取り組みが続けられ、河北潟の環境に関心を持つ人が増えています。成果もある一方で、なかなか改善されない問題も残っています。例えば、河北潟の水質は現在も農業用水基準を満すことができていません。野生生物の生息環境も改善されていません。
河北潟の水は、周辺の山谷から流れ出し、流域の田畑を潤し、住宅地や商業地を通って、河北潟に注いでいます。河北潟周辺の産業や生活が河北潟の水質や水域環境に大きな影響を及ぼしています。流域全体で、健全な水を生み出す取り組みや水系を活かした自然環境の保全の取り組みができれば、河北潟の環境改善につながるばかりか、流域全体が豊かで住みやすい地域とすることができます。
こうした地域づくりを進めるには、地域を構成する多様な主体の連携が欠かせません。どうしたら連携がつくれるのでしょうか。多様な主体を結びつける手法、連携を自然環境保全や再生に繋げる手法、全国の事例も紹介いただきながら学びます。また河北潟での流域連携のアイディアを紹介します。
<プログラム>
13:00 開場
13:15-13:45(30分)
主催者挨拶および河北潟での流域連携の課題
高橋 久(NPO法人河北潟湖沼研究所理事)
13:45-14:25(40分)
特別講演 「湖沼環境保全のための流域連携」
平山奈央子(滋賀県立大学 環境科学部 講師)
14:25-14:30 休憩
14:30-15:10(40分)
特別講演 「自然再生に向けた流域ガバナンスの構築-コウノトリの経験を基にした鳥の目と虫の目」
菊地直樹(金沢大学地域政策研究センター准教授 )
15:10-15:40(30分)
事例報告
「河北潟の継続的な環境改善活動(流域ツアー)にむけた施策の提案」
ふるさとプロボノチーム
15:40-16:00(20分)
質疑応答とディスカッション
コーディネーター 永坂正夫(NPO法人河北潟湖沼研究所所長)
16:00 閉会挨拶
*近江町交流プラザ集会室会場について
Zoom参加が難しい方のために視聴会場として近江町交流プラザ集会室を準備いたしました。なお講演者はZoom参加のため、こちらの会場にはおりません。会場では受付スタッフが対応します。質問等は受付スタッフを通じて行う形となります。
・近江町交流プラザ集会室
金沢市青草町88 近江町いちば館4階
https://goo.gl/maps/C5sA8DBzxQQJGi7S9